関西の障害者雇用、すそ野広がる 「特例子会社」多様に

関西の障害者雇用、すそ野広がる 「特例子会社」多様に
日経ネット5月30日更新より

障がい者の雇用に有利だと言われている特例子会社。
コクヨなど私たちも聞いたことのある会社の名前が多いです。
このページ(PDF)を見るとちょっと前の資料ですが、
どこにどの親会社が作った特例子会社が作ったものがあるのかが分かります。
さすが東京、有名どころがたくさんあります。
ソニー、キューピー、ブリジストン、ベネッセ、伊勢丹、小学館などなど。

この特例子会社というもの、詳しくは
http://www009.upp.so-net.ne.jp/machito/empu/toku2003.html
こちらのページをご覧いただくとします。
この制度は障がい者の雇用を勧めるために作られたものです。
最近出来たものではなくてかなり前の30年以上前に出来たものだそうです。
企業には一定の割合で障がい者を雇用しなければならない
法定雇用率というものがあり、
民間企業だと1.8%(1000人社員がいたら18人は障がい者)です。
ただ、「これだけ雇いなさい」
という制度だけではなかなか雇用はすすみません。
雇用率を達成しない企業にお金を払いなさいという制度もありますが
それだけではなく、
障がい者を雇用しやすいようにするための制度がこの特例子会社です。
(かなり大ざっぱな説明なので誤解を生んでしまったら申し訳ありません
ちゃんと上記のページを見ていただけたらと思います。)

さて、平成19年6月1日に特例子会社に雇用されている人
また、特例子会社の数を紹介してこの記事を終わりにしようと思います。
特例子会社の認定を受けている会社は219社。
そこに雇われている
身体障がい者6,639人
知的障がい者3,721人
精神障がい者149.5人です。
この人数をどう捉えるか。
ちなみに普通の民間企業(56人以上規模の企業:雇用率1.8%)
に雇用されている人数はその前の年より1万9千人増加して
302716人だそうです。


written by teamほんやら<koeryo>

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精神障害者:バス運賃割引、知的・身体障害者と格差 事業所ごと分かれる判断 /奈良

精神障害者:バス運賃割引、知的・身体障害者と格差 事業所ごと分かれる判断 /奈良
毎日新聞 2008年5月27日 地方版より

なるほど、確かに精神障がいを持つ人と身体障がい、知的障がいを持つ人との差はありますね。
参考までに東京の状況を見てみると
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/02/20h25800.htm
こんな状況。都営バスだと、まあ手間はかかりますが無料で乗れます。


比較参考で
高崎市の状況
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/shougaifukushi/annai/koutuu.htm
無料のバスは無し。
市営の循環バスがやっと半額。

障がい者の手帳を持つと実に様々なサービスなどが受けられます。
例えばNHKの放送受信料の減免
これはもちろん様々な条件がつきます。
詳しくはこちらで。
あと、携帯電話の基本使用料等の割引があったりします。
これは、身体障害者手帳、療育手帳(都だと愛の手帳、都道府県で違います)
精神障害者保健福祉手帳、どの手帳でも受けられるみたいです。

他にも税の減免などもあるので、もしいずれかの障害者手帳をお持ちの方は
お住まいの役所の窓口で問い合わせた方が良いと思います。

なぜなら。ちょっと前の話ですが(1年も前ではないです)
最近アウトレットが出来て盛り上がっている市は、
療育手帳(その県では緑の手帳)を持っている人に
交通機関の割引があることを教えていませんでした。
市の担当者が知らないでは済まされない出来事です。
その方(正確には保護者)と私が話をするまでは、
ずっと正規の値段で交通機関に乗っていたそうです。
役所の窓口の担当の人が不親切だったり、
知らなかったりするだけでかなりの損を被ることがあるのです。

障がいを持つ人と関わる仕事をする者にとって
情報を知らないということは、
時に罪のようになることもあるのだと思いました。

そのようなことがないように、
出来うる限りの情報と知識は蓄積していきたいと思います。

written by teamほんやら<koeryo>

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障害者自立支援法の制度内容など学ぶ研修会開始

障害者自立支援法の制度内容など学ぶ研修会開始
四国新聞社より5月23日の記事

全国各地でこのような研修会が開かれています。
それだけこの法律への関心が高く
また、同時に敵を知り己を知ればなんとやらっていうのもあるのでしょう。
実際、この法律に縛られながら仕事をするからには
熟知していなければならないことですし。

ところで、
障害者自立支援法
どれだけの人が知っているでしょうか。
介護保険法はかなりの人が知っているでしょう。
でも、こちらの認知度はどのようなもんなんでしょう。

この法律の特徴の一つには、
3障がいと言われている
身体障がい、知的障がい、精神障がいを一つの法律で
まとめて支援をしていこうというのがあります。
それまでは、
身体障害者福祉法
知的障害者福祉法
精神保健福祉法
がそれぞれ支援を規定していたのが
一つの法律にまとめられたって感じです。
まあ、あまり面白くない話ですね。

とにかく介護保険ほど認知度はないんじゃないかなって
思ってます。
でも、人間誰もが年をとっていくのと同様に
誰もが事故にあい、病気になり、なんらかの障がいを
持つ可能性があります。
ひょっとしたら介護保険の対象にならない若年の方の方が
この法律に興味を持った方が良いのかもしれません。
たまーに、気が向いた時にでもこの法律について
調べていけたら良いなと思ってます。


written by teamほんやら<koeryo>

難聴幼児通園施設/ろうあ児施設

障害児施設紹介第2回です。
ほとんど知らない世界のため、調べるのにくじけそうですが
地道にやっていきます。

第2回は
難聴幼児通園施設と
ろうあ児施設
まずは難聴幼児通園施設
これは児童福祉法43条に規定されていて
強度の難聴の幼児を親元から通わせて、指導訓練を行う場所とされています。
でも、この施設とうきょう福祉ナビゲーションで調べたのですが
東京に二つしかありませんでした。

もう一つ
ろうあ児施設
これも児童福祉法43条に規定されています。
わかりやすい表現がとうきょう福祉ナビゲーションにあります。
全く耳が聞こえないが(か、の間違い?)、
少し聞こえても日常生活が困難である児童を入所させて保護し、
独立自活に必要な指導または援助する施設です。とのこと。
東京では一つでした。これはWAM NETで調べています。
定員は30人だけど、男子3部屋、女子3部屋となっていました。

聴覚障がいのある子供の育て方として
難聴幼児通園施設のホームページに良いことが書いてありましたので
参照してみて下さい。

これを調べるのに久々に現代福祉学レキシコンを開いてみました。
学生時代に買った高いものなので、多少情報が古くても
たまには開かないと元が取れません。


written by teamほんやら

そうだ、葉っぱを売ろう!

そうだ!葉っぱを売ろう


横石知二 著/ソフトバンククリエイティブ



ここ最近で自分が一番感銘を受けた本です。

徳島の小さな町、上勝町で起こった奇跡の話。


超過疎の町、限界集落ぎりぎりの上勝町で農協の営農指導員として就職した著者。

高齢化率は48%。

おばあちゃんでもできる仕事はないか、といつも考えていた。

たまたま、大阪のすし屋で「つまもの」のモミジを見て感動し大切に持って帰ろうとしいる人を見て、葉っぱが商売になると考えた。
その後、 紆余曲折を得て今では年商2憶6000万円のビジネスとなった。

本の後半で福祉について触れている。

そこで著者は「産業福祉」という言葉を使っている。「福祉産業」ではない。
一人一人が役割を持っているということの大切さ、
仕事を通して人に役に立っているということのやりがいと喜び、
どんなにおばあちゃんになっても、仕事をつつづけている限り生きがいを持てるのだ。
80歳のあばあちゃんが新しく苗木を植える。
その葉っぱを採れるようになるまでは5年はかかるという。
でもそれでいいのだ、おばあちゃんは未来への夢の苗木を植えているのだ。

この本は直接的にはこのブログとは関係がないかもしれないが、
障害者でも同じことが言えると思う。

もちろん自分自身にとっても関係のあることだ。

著者はニューズウィーク日本版『世界を変える社会起業家100人』に選ばれた。
著者は言う「気が渦を巻くようににしなければならない」

そう、この「気」を受け継ごう。どんどん大きな渦にしていこう。
そうすれば、大げさな話でなく、世界は変わっていくだろう。


written by teamほんやら<akira>

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バケツ

北島 行徳 著/文芸春秋

「 障害者プロレス」について書かれた「無敵のハンディキャップ」の著者が書いた小説。

障害者プロレスで出会った仲間をモチーフにしている。

養護施設にいたバケツは知的に遅れがあるが
知能テストでわずか1点上回ったために手帳を取れず、
職にもつけづ、行くあてもなく、職員だった神島に引き取られ、仕事をすることになる。
で、神島も養護施設をやめて日焼けサロンやら無認可保育園、
個人ヘルパー業みたいなものを始める。
いたるところで、社会の矛盾点みたいなところが描かれていて考えさせられる。

作中、バケツには窃盗癖があった。
(実際のモデルに窃盗癖があったようだ「ドッグレッグス」の試合を見た時に「菓子パンマン」が店の売り上げを盗んだと実況で言っていた。)

「累犯障害者」で触れたが、
このバケツのような人たちが行くあてもなく軽犯罪を重ねてしまうのだろう。

今後、こうした作品がドラマ化かなんかして人目を浴びることを期待する。
そしたら、世論も関心を示して、何かいい方法が出てくるかもしれない。

written by teamほんやら<akira>

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足の指で社会と交流

足の指で社会と交流 「障害が個性」
YOMIURI ONLINE5月18日の記事より


誰でも使えるホームページコンテスト。
こんなものがあるとは知りませんでした。
そして倉田さん。
8年間も続けて来たこと。
そしてそれがこのような形で認められたこと。
1文字3秒のペースで、身体も辛いなか
誰でも見ることが出来るように配慮を怠らない。
本当に素晴らしいと思いました。
これが倉田さんのページです。
http://www.skz.or.jp/taiwa/top.htm

このコンテストについてみてみると、
なにより視覚障がいを持つ人への配慮の細かさに驚きます。
参考としていくつかあげると、、、。
(参考ホームページ アクセシブルなウェブページ作り はじめの一歩
アクセシブルなウェブデザインについて
まず、視覚障がいの有る人のために画面読み上げソフトなるものがあること。
そしてそれが正確に情報を伝えるためにはいくつかのルールがあること。
いくつもフレームを使用しないこと。
などがあるようです。

なるほど東京都盲人福祉協会のページは
配慮されている。

私も情報を発信し続けようと考えてるのだから、
ちゃんと勉強して配慮できるようになろうと思いました。
多くの人が、平等に情報を得ることが出来るように。


written by teamほんやら<koeryo>

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フェアトレード 穴水の障害者配達

比のバナナ農民支援 フェアトレード 穴水の障害者配達

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20080516/CK2008051602011770.html

フェアトレードのバナナを障害者が配達。
これは三重の社会的意味合いがあるのではないか。

1 フィリピンの農業従事者への正当な対価を支払うことによって貧困からの脱出を助ける。

2 障害者の就労支援

3 農薬、化学肥料、防腐剤は一切使っていない安全なバナナの提供

僕は思う、これからの商品は情報が大切なのだ。
もっといえばその商品に隠されたストーリーやドラマ。
例えば、障害者の作業所が作ったパンやクッキー、全国にどれほどあるだろうか?

「味で勝負だ、うまければ売れる」
「デパートで売られているようなパッケージングをすれば売れる」
「障害者が作っているなんて言わなくたって売れるもんは売れるんだ」

全部正しいと思う。で、この先が情報、ストーリーやドラマの大事なところ。
上の 銑の要素をうまくPRしていくことが成功の秘訣となるだろう。

だって今は商品にあふれていて、おいしいものは沢山ある。
その中で差別化を図ろうとしたら、もう情報しかない。
おおこれは買いたいぞ、と思わせる情報を提供する。
「経済が成熟した世の中は何を消費するのかではなく何をするかが大切になる」
ある経済学者が言っていた。

買うことで出来る社会貢献。

世の中が良くなればいいと思っている人はたくさんいて、
でも、なにしたらいいのかわからない人はそれ以上に多い、、、、と思う。

written by teamほんやら<akira>

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下の記事に関連して

下の記事に関連して聞いた話を思い出しました。
短めに。

ある大学の先生の話。

経済効果だということで色んなところに税金が投入されている。
でも、一番効果があると思うのは福祉への投資。
なぜかと言うと、福祉に回されたお金はだいたいが人件費にまわる。
そして、その人件費は多くが地元で消費される。
(都道府県を地元として)
そう考えるとかなりストレートなお金の流れになる。

との話でした。
なるほど。
下手に大きな設備投資の回収にお金にまわることも少ないでしょうな。福祉は。
道路に回すよりもよっぽど経済効果があったりして。

ちょっと話はそれるかもしれませんが、
公務員をしているものから聞いた話。
水道の公共事業(工事)。
ちゃんと工事をしているか公務員が見回っているそうです。
なぜなら、すぐに手抜きをしているらしいです。受注している業者が、、、。
しっかりと公務員が仕事をすれば、きちんと指摘をする。
でも、怠けてたら、、、。その怠けに慣れていく業者、、、。
だから高速道路の高架の強度が足りないとかの問題が出てくる。
調べたら結構あるんじゃないでしょうか。こういう形の無駄遣い。

長くなってしまいました。すいません。

written by teamほんやら<koeryo>

障害者の経済学

障害者の経済学



 著書:中島 隆信

  

  東洋経済新報社

タイトル通り、障害者問題を経済の視点から論じているが、そんなに小難しいことは言っていない。
でもなるほどと思えることが結構あった。

以下その要約。

★4章:障害者差別を考える

一般的に経済学では「差別とは偏見を満足させるために利益を犠牲にすることだ。」
と述べている。
つまり合理性に欠いているというのである。

なるほど、これから高齢者や障害者を無視した商売は繁栄しないだろう。
ユニバーサル商品や、高齢者・障害者を意識した宅配、
訪問サービスが増えているのはその証明だろう。


★7章:障害者は働くべきか

養護学校を卒業した障害者の進路として、肢体不自由児で就職するのは5%、
知的障害者で23%となっている。

また、知的・肢体ともに50%以上が福祉施設だ。

そして福祉施設にも就職も進学もしない、
いわゆるニートが知的15%、肢体20%もいる。

ちなみに知的障害者の方が就職率がいいのは
特例子会社の多くが知的障害者を受け入れていること。

また企業側のハード面の設備投資が必要ないためだとしている。

そして障害者は働くべきかどうかであるが、
障害者雇用促進法では301人以上を雇用している企業は
1・8%を超える雇用については一人に付き2万7千円の調整金が支給される。
しかし達成していないと不足分、
一人につき納付金として5万円を支給することになっている。
いわゆる「飴」と「鞭」である。 

ここで一つの疑問がでる。
雇用率が達成されればされるほど調整金(国の出費)が増え、
納付金(国の収入)は減ることになる。

著者はこのことに触れ、ある試算を出している。
それによると、もし障害者の生産性が2倍に向上したしたら、障害者の雇用は5.5倍に増え社会収支は5%も増える言う。
そのためにも、受け入れ企業のノウハウやジョブコーチの役割は一層重要になってくるという。



★最後に、なぜ表紙が恵比寿(蛭子)様なのか?
なんでもエビス様はもともと、古事記に出てくる神話で全身麻痺の赤ん坊がヒルコと名づけられたことが起源だという。

確かに、蛭子(ヒルコ)とも読める。
障害者が神様という話は実はほかにもあるらしい、それについてはまた別の機会に。。。。


written by teamほんやら<akira>

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重症心身障害児施設

重症心身障害児施設

少し前に投稿した記事で障害児施設について説明出来たらしていこう!
としていたので少しずつ始めます。

まずは重症心身障害児施設。
重度の知的障がいと重度の肢体不自由児が重複している重症心身障がい児を入所させ、
日常生活の指導・医学的療育にあたることを目的とする。
という施設です。
この施設には、
重症心身障がい児といわれる方々が入所されています。
この重症心身障がい児とは、どのような人を言うのでしょうか。
http://homepage3.nifty.com/akitsuryoikuen/tisiki.html
によると
重症心身障害児の規程(定義)については、
旧厚生省・文部省や専門家により定められましたが、規定が困難だそうです。
現在よく使用されているのは以下の3例だそうです。

児童福祉法の規定 <第43条の4項>
 『重症心身障害児施設は、
重度の肢体不自由及び重度の知的障害が重複している児童を入所させて、
これを保護するとともに治療及び日常の生活指導をすることを目的としている施設とする』
と規定されています。
ちょっと曖昧な感じですね。

厚生省の分類
身体障害者障害程度等級表1.2級と
知能指数35以下の重複者を重症心身障害児と規定しています。

大島の分類
これは図がないと説明が難しいので元のページをご覧になることをお勧めします。

さて、重症心身障がい児と言われる人たち、大人になったら(というか18歳になったら)
児童ではなくなります。重症心身障がい者となります。
しかし重症心身障がい者施設というものは存在していません。
児童福祉法では
18歳以上でも重症心身障がい児に限り児童福祉法で対応するとしています。
ですので、重症心身障害児施設には
児ではない、者の方も多くいらっしゃいます。

今から3年近く前
とても大きな重症心身障害児施設に見学にいきました。
どこかの知事が見学して、とんでもない失言をした施設です。
そこでは、約500人が入所しています。
入所型の施設は高齢者の方もそうですが、
待機者が大勢います。
この施設には500人近く待機している人がいるそうです。
この施設で、亡くなる人は年間で平均すると5人程度だそうです。
施設から出る人が亡くなる人のみだったとしたら
順番が来るのは100年後。
こんな単純なことはないでしょうが
ずいぶんと長い列であることは間違いなさそうです。

もし
誰かの死を待たなければならない順番の列だとしたら
なんだか悲しい気持ちになります。

このページも参考とするには面白いページでした。
http://shoufukumemo.com/zenkoku/shisetsu0.htm


written by teamほんやら<koeryo>

ダウン症の子を持って

ダウン症の子を持って

 正村 公宏 著 ・新潮文庫



経済学者である著者と母親が、ダウン症の次男の成長を綴った日記をもとにした話し。
言葉もうまく話せない次男は知的には重い部類のダウン症だという。
彼が引き起こす数あるエピソードは、読む人のココロを和ませてくれる。



人懐っこく、音楽が好きで、感性が豊かで、職員の人気者になるダウン症の人はきっと、どの施設でも一人はいるのではなか。
また、著書の感動するところは、文章はいたって冷静に書かれていながらも、
そのいたるところで家族の本人対する愛情が伝わってくるところだ。
そして、愛情をたっぷりと受けた本人の、愛らしさや優しさに、
また感動せずにはいられなくなる。


表紙に描かれた絵からは、家族4人が「愛情」という固い絆で結ばれていることがよくわかる。

この本は福祉関係者が読むと家族の思いを知る上で大変参考になる本だと思うし、福祉に全く関係のない人でもきっと感動するだろう。


written by teamほんやら<akira>

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外国人介護士

外国人介護士について

これはネットで記事は見つかりませんでしたが、10日付の朝日新聞朝刊に出てました。
内容は外国人介護士の受け入れの拡大について。
本当は専門的な知識や技術を持つ海外の「高度人材」の受け入れ拡大について。
その中で外国人介護士の受け入れについての議論があったようです。

外国人介護士は
「安い労働力だから」
「これから介護をする人が必要になるから」
受け入れを拡大していこうとの論議。

外国人は安い労働力なのか?
これって現代の奴隷制ではないのか?
外国人が働くと、
社会保険なんかに使用者が加入しなくて済むとか
本当に日本人よりも単価安く働かせることが合法的に出来るとか
そんなのがあるのか?

確かに介護職についての人材離れが進んでいるみたい。
同じ日の一面にはそんなことが書いてあった。
まあ、平均の月収で比べるとその他の職業に比べて15万近く低い月収で
将来的に昇級する見込みが極めて少ないからね。いまんとこ。

それで、同じ記事に気になる一言が
「介護労働者が高度人材と言えるかどうかは意見が分かれる。」
と言った内閣府の幹部がいるそう。
思いっきり否定出来る人
思いっきり否定出来る事業者
何人いるでしょう。
そんなことを言わせないように
福祉業界の質を高める必要性を感じる一言だ。

勝手なことを言いますが
「福祉は気持ちだ。格好や技術じゃない。」って言っている人たちは
プロじゃなくてアマチュア。
気持ちも技術も知識も、そして当然持っている社会人としてのモラル。
それが高いレベルで備わってこそプロ。
福祉に携わる人間がプロの集団になってこそ、高度人材と言われるはず。


金をもらって仕事をするっていうことがどういうことか

仕事とは何か
今一度こんなことを考えてみようと思います。
外国人の介護士が入ることについての議論からこんなことを考えてしまいました。


written by teamほんやら<koeryo>

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知的障害児施設:「契約」未収金5700万円 負担増で退所108人

奇しくも同じ記事よりの投稿第2弾

知的障害児施設:「契約」未収金5700万円 負担増で退所108人


http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080510dde041100047000c.html


国は障がいを持つ子供を人質に取っているように思える。
知的障がいを持つ子供達を預かる施設は
とても強い思いで子供達に接している。
子供達が健やかに
幸せに成長していけることを願っている。
だから、
お金が払えないからと言って
その子達を放り出すわけにはいかない。
国がそこにつけこんで
責任を放棄しているように思える。

もちろん
最近世間を騒がせている給食費の未納のように
悪質な理由で利用料を払わない親もいるだろう。
でも
そんなことを問題にする前に
この記事に有る
「施設は金の取り立て屋じゃない。私たちに子どもを守るという本来の仕事をさせてほしい」
の言葉を噛み締めなければならない。

さて、
知的障害児施設は全国にどれだけあるのでしょう。
厚労省の資料(平成17年社会福祉施設等調査結果の概要/障害者(児)関係施設の状況)によると
児童福祉施設(障害児関係)として統計が出てました。875あるそうです。
そこを使っている児童は38182人。
でもこれは児童福祉施設(障害児関係)の話。
児童福祉施設(障害児関係)にはどんな施設があるかというと。
知的障害児施設、
自閉症児施設、
知的障害児通園施設、
盲児施設、
ろうあ児施設、
難聴幼児通園施設、
肢体不自由児施設、
肢体不自由児通園施設、
肢体不自由児療護施設、
重症心身障害児施設及び情緒障害児短期治療施設
とこんなにも沢山の施設が含まれています。

今後少しこれらの施設の一つ一つについて説明が出来たらいいなと思います。
出来なかったらごめんなさい、、、。


written by teamほんやら<koeryo>

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知的障害入所施設の苦悩

奇しくも同じ記事よりの投稿を二連続で
第1弾

知的障害入所施設の苦悩

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080510dde041100047000c.html





 障害者自立支援法に基づき、知的障害児施設の入所児に原則1割の利用料などを課す「契約制度」を巡り、保護者が施設への負担金を払えず、総額5700万円が未収になっていることが毎日新聞の調べで分かった。

契約制度に伴う負担増を理由に、保護者が退所させた入所児は、56施設で108人に上った。※



 (※記事より一部抜粋)

難しい問題だ。

国は脱施設化をすすめている。

「障害をもった人でも生まれ育った地域で暮らすのがよい」との声はまっとうな声のように聞こえる。

しかし、地域に十分な受けざらもないまま、地域に帰したところで問題は解決しない。

むしろ、経済的な理由で施設を退所させた親が、はたしてしっかりと子を養育できるのか?

なかには退所することで得られる障害児福祉手当、障害児扶養手当等を目当てにする親もいるのではないか?

http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/eip/20kuwashiku/20k_fukusu_service/teate/syougaiteate_hyo.htm

やや意地悪な見方であるが、そう思えてならない。


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善意のラーメン

善意のラーメン600杯、障害者に6年間無料提供

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/20080509-OYS1T00212.htm


その活動は「一杯のラーメン」から始まった。



「お店でアツアツのラーメン食べてみたい」 ラーメン店を営む藤本さんは、障害者にそう言われた。
以来、6年間、施設をまわって自慢のとんこつラーメンを無償提供している。

原材料の高騰、無償提供する際の営業時間のロス。

お店の売上だけを考えればこんな損なことはないだろう。

でも活動をしているのは
店内壁にぎっしり貼られたラーメンを食べた障害者から寄せられた感謝の手紙、
なのだろう。

藤本さんは「落ち込んだり、仕事で疲れていたりした時に手紙を読み返すと元気になる。自分のパワーの源です」と言っている。
また、 藤本さんは、この交流をきっかけに、5年前から障害者支援団体を設立。
弁当の盛り付けなどの現場実習に店を提供するなど、障害者の自立支援にも乗り出した。

与えることで得られる喜び、それを実践する人。

障害者はただ与えらるだけの存在ではないということ。

感動した。



ラーメン食べたくなった。



written by teamほんやら<akira>



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再犯知的障害者の更生 司法・福祉、連携で支援

http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20080506ddn003040016000c.html

この投稿を読む人は必ず最後まで読んで下さいね。
せっかく本の紹介もあったので。
この記事から推測すると知的障がいを持つ人の方が
知的障がいを持たない人よりも犯罪を犯す率は高くなりました。
絶対に最後まで読んで下さい。

これにはちゃんと説明をします。
日本の知的障がい者は約41万人とされています。
しかし、これは国が把握している
(つまり知的障がいがあると国が認めている、療育手帳を出している)
(なかには持ってない人もいますが)
人数です。
でも、統計学的には日本の人口の割合からすると280万人以上はいるようです。
他の先進国では日本の知的障がいの発生率より高いところが多いそうです。
それで、この280万人に対して7500人の新規受刑者。
その他の人口(20歳以上)104,218,000人に対しての
新規受刑者2万5千人。
かなり大雑把で信憑性のない計算かもしれませんが
知的障がいを持つ人がその他の人よりも割合として10倍くらい多くなりました。

しかし!!
これで知的障がいが有る人は犯罪を犯す!
と決めつけてはいけないと思います。
まず、犯罪の種類。
これは私が正確には調べたわけではありませんが、
殺人や強盗などは知的障がいを持つ人は少ないという話を聞きました。
この記事にも一番多いのは窃盗となってます。
この窃盗というのも、万引きだと思われます。
政府の犯罪白書http://www.moj.go.jp/HOUSO/2007/index.htmlと、
この記事にあるような調査の内容を比べてみれば
知的障がいを持つ人を恐い犯罪を起こす人だと考えるのは
ナンセンスだと分かるでしょう。

そうなんです。
やっぱりこの記事にあるように再犯の率が高いのです。
私はそこまで調べることは出来ませんが、
新規受刑者であってもその人が初犯なのか再犯なのかで
受刑者の率は大きく変わるはずです。

統計はウソをつきます。
正確な情報を得るには、別の角度から物事を見る必要があります。

司法と福祉の連携がしっかりと出来て、
障がいを持つ人への社会的なセーフティーネットが整備された時に
もう一度同じように統計を取ったら、、、
きっと知的障がいを持つ人が受刑する率は下がるでしょう。


written by teamほんやら<koeryo>

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累犯障害者

  累犯障害者 〜獄の中の不条理〜

     山本譲二 著 新潮社



以前、障害者の囚人の出所後の行き場を確保する取り組みを取り上げた。

その記事が気になってこの本を読んでみた。
マスコミが伝えない障害者の起こした事件について書かれていた。
被害者が障害者だとマスコミはこぞって取り上げるのに、障害者だと及び腰になってしまうのはどうしてだろう?

世の中に問題提起をすることがマスコミの大事な役割であるはずなのに。

ただ、著者は我々福祉関係者に対しても問題を提起している。

こうした犯罪を犯した人間は知的に障害がありながらも、福祉のセーフティーネットから漏れてしまい、手帳を持っていない人が多い。
そうした人がいた場合まずは、学校や、民生委員、近所の人が何かしら気がつくであろう。

しかしそこから福祉関係者につながらない、もしくはつながっても何もしない。
そのうち彼らは行き場をなくし、ホームレスになるか軽犯罪を犯して塀の中へ入る。

出ても受け皿がなく、罪の意識が希薄なので再犯率も高い(約7割だという)。

結果、刑務所が障害者の受け皿になっている。

こんな数字も出ていた。

新受刑者総数32,090名のうち、7177名(全体の約22%)が知能指数69以下であるという。

それに加えて、測定不能者が1687名、実に3割弱の受刑者が知的障害に認定されるレベルにあるという。

僕は経済のことなどよくわからないが、これは社会的に見て大変な損失なのではないか?

もし、彼らがしっかりと障害認定を受けることができ、福祉関係者、地域の人たちが見守り、しかるべき訓練を積むことができたのなら、

障害者雇用率はさらにアップし、生産性は向上し、刑務所にかかる経費を削減でき、治安も安定するのではないか。

でも、言うは易し、行うは難し・・・



written by teamほんやら<akira>

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障害者の権利条約

障害者の権利条約が発効 128カ国署名、批准25カ国

http://www.asahi.com/international/update/0504/TKY200805040123.html?ref=rss


2006年の末に採択されたものがついに発効されました。
日本は署名はしているけど批准はしていないとのこと。

この署名と批准って何がちがうのでしょう。
少し調べてみました。

Wikipediaによると(「条約」の項目)
署名には2つの意味があり
一つは条約の内容を公式に確認した証拠として記名すること。
今回の署名はこの意味ではなさそうです。
もう一つの意味
それは条約に国家が拘束される意志を表明するために行うものとなってます。
批准や受諾を行う前段階として行う手続きだそうです。

では批准って何でしょうか。
それは署名をした条約の内容について
国家(国会あるいは議会)が最終確認を行い同意を与えることを指すそうです。
つまり条約にしばられるってことでしょうか。
署名した条約を国家が批准するかどうかは、信義上の問題はあるものの、法的には自由だそうで
署名した条約であっても、当事国の議会が否決することもあるんだそうです。

ということはつまり、、、
関連法制の改正に時間と手間がかかるからっていう
理由で批准にまではまだかかるっていう話からすると、、、。
まあ、さすがに否決はされないだろうけど
署名をしておけばある程度は格好がつくってことで
しばらくほったらかしってなことになりかねないでしょうか?

ちなみに日本では、国家が同意しているもの(つまり批准でしょうか)は公布され、
日本国内では法律より優先するそうです。
でも、憲法よりは劣るそうです。
そりゃそうか、、、。

written by teamほんやら<koeryo>

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福祉を変える経営

福祉を変える経営
小倉昌男 著、日経BP社
僕が尊敬するクロネコヤマトの小倉昌男氏の著。

スワンベーカリーの話は有名だ。
同氏の著書はいくつか読んだが人間的な魅力、経営に関するロマンを感じる。
前回障害者の経済学を紹介したが、経済学と経営は全く別ものだと思う。
経済学は机上の学問世の中の仕組みを考えるときに必要になる。
経営は実学、「やってみないとわからない、やってみてはじめてわかる」とは著者の言葉。
長年経営者として培ってきた経験とのノウハウが、経営に関して素人だった福祉現場の人間を変えた。

氏が与えた福祉、特に作業所への影響はかなりのものがあっただろう。
人の欲しいものを作って、人の喜ぶサービスを提供する。
それは人に喜ばれるということ、役に立つということ
結果、正当な対価としてお金の流れが発生する。
きれいごとじゃなくて、お金を儲けるとはそういうことだと思う。
僕は小倉さんからそれを学んだ。


written by teamほんやら<akira>

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